2024-11-07 08:34:16 更新

外壁デザインの選び方は?おしゃれに仕上げるコツと失敗しない方法を解説

外壁デザインの選び方は?おしゃれに仕上げるコツと失敗しない方法を解説
編集者プロフィール
輿石 雅志
1972年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。40万人以上の方が利用している国内最大級のマッチングプラットフォームを提供する外壁塗装に特化した無料相談サイト「外壁塗装の窓口」を運営。著書に「マイホームの外壁塗装 完全成功読本」(幻冬舎出版)。
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外壁デザインを選びたいと思っても、具体的にどのように選べば良いのかわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。外壁デザインは住宅の顔になるものなので、慎重な判断が必要です。

この記事では、外壁デザインの種類や選び方を解説します。デザインをおしゃれに仕上げる方法や失敗しないコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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外壁デザインの種類・テイスト

外壁デザインの選び方

外壁デザインをおしゃれに仕上げるコツ

外壁デザインの選び方で失敗しない方法

外壁デザインの選び方を知りおしゃれに仕上げよう

外壁デザインの種類・テイスト

外壁デザインにはさまざまな種類・テイストがあります。それぞれの種類の特徴を知っておくことで、塗装の失敗を防げます。

ここでは、外壁デザインに選ばれやすい4つの種類・テイストを紹介します。

ナチュラル

ナチュラルは、木などの自然要素を取り入れたテイストで、幅広い世代に人気です。暖かみのある自然な印象が特徴で、心が落ち着く優しい雰囲気の家にしたい方に適しています。

ベージュや緑、クリーム色などのカラーを使ったり、 優しい色合いのタイルやレンガ調にしたりすることで、温もりのあるナチュラルな雰囲気を演出できます。庭の緑も外壁にマッチしやすく、おしゃれな外観に仕上がるでしょう。

モダン

モダンは、白や黒などモノトーンな色合いを基調としたシンプルなデザインです。落ち着きのある現代風のデザインは周囲の景観とも調和しやすく、どのような住宅にも合いやすいのが利点です。

モノトーンの色合いは暗い印象を抱きやすいですが、ワンポイントで彩色を入れるとおしゃれな印象に仕上がります。最近では、モダンと和風要素を兼ね備えた和モダンも人気が高まっています。

スタイリッシュ

スタイリッシュなデザインは、シンプルながらも洗練された風合いが特徴です。シンプルなフォルムに幾何学的なデザインや鮮烈なコントラストが加わり、オリジナリティのある雰囲気を演出できます。

都会的でおしゃれな雰囲気を醸し出せることから、若い世代に好まれるテイストです。人とは少し違ったおしゃれなデザインに仕上げたい方には、スタイリッシュがおすすめです。

シック

シックは、落ち着いた上品な雰囲気が特徴です。黒やダークブルーなどの重厚感のあるカラーをベースに使用し、明度と彩度を抑えめにした高級感のある雰囲気に仕上がります。

現代的な建物との相性も良く、落ち着いた雰囲気の住宅街にもよく馴染みます。スタイリッシュさを取り入れつつ、インパクトを控えめにしたい方にはシックなテイストがおすすめです。

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外壁デザインの選び方

外壁デザインを選びたいと思っても、どこから手をつければよいかわからず困ってしまうこともあるでしょう。そこで、外壁デザインを考えるときに最低限抑えておきたい「カラー」「外壁材」「工法」の3つのポイントを紹介します。

カラーで選ぶ

色を選ぶときは、流行に左右されない色を選びましょう。そのとき流行っている色を選ぶと、数年後に後悔するかもしれません。一般的に外壁塗装は10年に1回程度しか行わないため、長期間使用しても飽きない色を選ぶことが大切です。

また、派手すぎない色を選ぶこともポイントです。個性を出したいという理由で派手な色を選ぶと、周囲の景観から浮いてしまい、悪目立ちしてしまいます。自分の希望を通すことも大事ですが、周辺環境との調和を考えて色を選ぶことが重要です。

色選びについては下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:外壁塗装の色選びで後悔しないためのコツ!人気のおすすめカラーを解説

外壁材で選ぶ

外壁材にはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を知り、好みに合う素材・テイストを導入しましょう。現在、住宅の外壁材の中で主流となっているのはサイディングです。他の外壁材と比べて価格が安く、選ぶ素材によって自由にデザインできることから、高い支持を集めています。

どの外壁材を選ぶかによってデザインや耐用年数が異なるため、慎重な判断が必要です。外壁材の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:外壁塗装の種類|外壁材・塗料・工法の特徴と選び方・手入れの方法が分かる

工法で選ぶ

外壁の工法には大きく2種類があり、それぞれ異なるメリット・デメリットが存在します。

湿式工法 漆喰やモルタルなどを用いて職人の手作業で仕上げる伝統的な工法。オリジナリティを演出できるが、職人の技術によって仕上がりが左右されやすいのが難点。
乾式工法 大量生産されたパネルや合板を現場で取り付ける工法。工期を短縮でき施工コストも抑えられるが、個性を出しにくいのが難点。

天然素材を使用したい場合や、伝統的な住宅様式にこだわりたい場合には湿式工法がおすすめです。一方でコスト重視やシンプルな外観を希望する場合は、乾式工法が適しています。

ただし、湿式工法は職人の技術力によって仕上がりが左右されるため、業者選びは慎重に行いましょう。

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外壁デザインをおしゃれに仕上げるコツ

外壁デザインをおしゃれに仕上げるには、ひと工夫が必要です。色の配色や装飾にこだわると、個性を出せるとともに外観の美観がさらに向上します。

ここでは、外壁デザインをおしゃれに仕上げる4つの方法を紹介します。

ツートンカラーを活用する

外壁を単色で塗るのではなく、2色の異なる色を組み合わせるツートンカラーに塗ることで、見た目がおしゃれな印象になります。 ツートンカラーで人気が高いのは、1階と2階で色を変える方法です。階ごとの色分けはバランスがとりやすく、様々な雰囲気の家に合わせられます。

また、縦のラインで色を分けるデザインも人気です。縦方向に色と外壁材を分けることで、家全体がスッキリとしたクールな印象に仕上がります。スタイリッシュに仕上げたい方は、縦ラインにツートンカラーを入れてみるのがおすすめです。

関連記事:外壁をツートンカラーでおしゃれに塗装するコツ!色選び・塗り分けのポイントを解説

アクセントカラーを使う

外壁をグレーやベージュなどの落ち着いたカラーで仕上げると、地味な印象になりやすいですが、アクセントカラーを使うことでおしゃれな雰囲気がアップします。

アクセントカラーの面積は、建物全体の10~20%程度がベストです。ベランダや玄関周り、ドアや窓枠などのポイントに鮮やかな色を使うことで、外観にメリハリが出てオリジナリティを演出できます。アクセントカラーは、外壁や周辺の景観とのバランスを考えながら選びましょう。

装飾部材を取り入れる

外観の仕上げに装飾部材を取り入れると、家の魅力が高まり、個性をアピールできます。シンプルなデザインの建物でも装飾部材がアクセントとなり、おしゃれな外壁に仕上がります。

妻飾りや壁飾りなど、外壁の装飾部材は多様なラインナップが揃っているので、理想のイメージに合わせて自由にアレンジを楽しんでみましょう。外壁の一部にイラストを描くのもおすすめです。

アクセントコーナーをプラスする

南欧スタイルやアメリカンスタイルなど、建物を洋風デザインに仕上げたいならアクセントコーナーを取り入れてみましょう。アクセントコーナーとは、外壁のコーナー専用の壁材のことです。

ストーンやレンガ調のおしゃれなアクセントコーナーを加えることで、他の住宅にはないオリジナリティを表現できます。また、家全体の雰囲気が引き締まり、洋風デザインの魅力もさらに高まります。

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外壁デザインの選び方で失敗しない方法

外壁デザイン選びで失敗しないためには、いくつか注意すべきポイントがあります。ちょっとした落とし穴によってデザインが台無しにならないように、気をつけるべきポイントを4つ紹介します。

屋根から設備までトータルでコーディネートする

外壁デザインを考えるときは、屋根から窓のサッシまで設備とのバランスも考えて選ぶことが大切です。屋根や電気設備などの色味や質感を外壁のテイストと揃えることで、統一感のある美しい外観が仕上がります。

植栽や玄関周りも含めて、統一感を持ったデザイン選びが大切です。外壁だけでなく、建物全体をトータルでコーディネートして、周辺環境と調和するデザインを選びましょう。

カラーシミュレーションだけで判断しない

外壁の色を選ぶときは、色見本やカラーシミュレーションだけを見て判断せずに、実物を見て決めることが大切です。

色には面積効果があり、大きい面積と小さい面積では仕上がりの印象が違って見えます。そのため、小さい色見本のみで決定すると、想像していたイメージと実物の色が異なるケースが発生し、施工後に後悔することがあります。

色を確認するときは、大きいサイズの色板見本を使用しましょう。ただし、蛍光灯と太陽光の下とでは色の印象が異なるため、家の外で色を確認することが重要です。より本物の色に近い状況で確認することで、完成イメージとのズレが生じにくくなります。

関連記事:外壁カラーシミュレーションアプリのおすすめ7選!外壁塗装に役立つ無料ツール

経年劣化も考慮する

外壁は経年劣化によって色あせや汚れが目立ちやすくなるため、メンテナンスを考慮して選ぶことが大切です。特に白や黒などのハッキリとした色は汚れが目立ちやすく、時間の経過とともに外壁の美観も損なわれてしまいます。

長期間美観を保ちたいなら、グレーやベージュなどの汚れが目立ちにくい色を選びましょう。基本的に、濃い色よりも薄い色の方が劣化が目立ちにくいです。

また安い外壁材を選ぶと経年劣化による問題が生じやすいため、初期費用が高くても高性能な外壁材を使用するのがおすすめです。おしゃれとメンテナンスのしやすさの両方を兼ね備えた色・外壁材を選べば、施工後に後悔するリスクを軽減できます。

周囲の景観に配慮する

デザインを決定するときは、周囲の景観に合うかどうかを考えることも大切です。理想のデザインを追及しすぎると、完成したときに周囲から浮いて目立ってしまう可能性もあります。

まずは近隣を散策して、どのような雰囲気の家があるのか確認しておきましょう。自分の好みを押し通すだけでなく、周辺環境の景観との調和も意識しながらデザインを選ぶと、失敗が少なくて済みます。

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外壁デザインの選び方を知りおしゃれに仕上げよう

外壁デザインを選ぶときは、まず外壁の種類・テイストを知ることが大事です。モダンやスタイリッシュなど仕上げたいイメージを事前に決めておくことで、色や外壁材を選びやすくなります。

おしゃれなデザインを実現したいなら、ツートンカラーやアクセントカラーなど、さまざまなテクニックを取り入れることをおすすめします。専門業者にも相談しながら、おしゃれな外壁に仕上げましょう。

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