2024-06-24 09:22:51 更新

外壁塗装飛び込み営業は危険?被害事例とトラブルを避けるコツを解説

外壁塗装飛び込み営業は危険?被害事例とトラブルを避けるコツを解説
編集者プロフィール
輿石 雅志
1972年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。40万人以上の方が利用している国内最大級のマッチングプラットフォームを提供する外壁塗装に特化した無料相談サイト「外壁塗装の窓口」を運営。著書に「マイホームの外壁塗装 完全成功読本」(幻冬舎出版)。
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外壁塗装の飛び込み営業を受けて、その場の流れで契約してしまう…という方もいます。

しかし、飛び込み営業を行う業者の中には悪徳業者が紛れていることもあるため、よく調べもせずにその場で契約するのは危険です。

この記事では、外壁塗装飛び込み営業が危険だと言われる理由と被害事例を紹介します。悪徳業者とのトラブルを防ぐ方法も解説しているので、今後の参考にしてください。

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目次閉じる

外壁塗装の飛び込み営業はなぜ危険と言われるのか?

悪質な外壁塗装飛び込み営業の被害事例

要注意!悪質な外壁塗装飛び込み営業の手口

外壁塗装飛び込み営業のトラブルを避けるコツ

外壁塗装飛び込み営業とは契約せずに優良業者に依頼しよう

外壁塗装の飛び込み営業はなぜ危険と言われるのか?

前提として、飛び込み営業を行うすべての業者が悪質なわけではありません。

しかし、飛び込み営業を行う業者の中には、何かしらの問題を抱えた悪質な業者も存在することは事実です。顧客からの評判が悪い/何かしらのトラブルを抱えており、飛び込み営業をしないと依頼がこない…。このような場合は飛び込み営業で1件でも多くの契約を取ろうとして、強引な契約を取ろうとするケースもあります。

事実、独立行政法人国民センターの「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」によると、2020年以降、外壁塗装飛び込み営業を含む訪問販売のリフォーム工事の相談件数が増加傾向にあります。

年度 訪問販売によるリフォーム工事の相談件数
2020 8,786
2021 9,753
2022 10,076
2023 1,238(前年同期 991)
※2023年5月31日現在

データを見てわかるとおり、外壁塗装の飛び込み営業を安易に信用するのは危険です。

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悪質な外壁塗装飛び込み営業の被害事例

上述した通り、外壁塗装の飛び込み営業を行う業者との契約は注意が必要です。それでは実際に悪質な外壁塗装飛び込み営業によってどのような被害に遭遇してしまうのか、その事例を紹介します。

手抜き工事をされた

悪質な業者は外壁塗装に関する知識や経験が不十分なことが多く、手抜き工事をされるリスクがあります。

適切な塗料を選ばなかったことや塗料をよくかき混ぜなかったことが原因で、施工後1年程度でチョーキングが発生したり、塗りムラが激しく、家の外観に関わるような問題が発生することもあります。

また目につきにくい場所の塗装を怠るなど、「バレなければ問題ない」と言うような質の悪い手抜き工事が行われることもあります。外壁の十分な防護・補修ができず、再度依頼をする必要が出てきて、二度手間になってしまうこともあります。

工事費用が相場より大幅に高かった

施工する工事に対して、費用が見合っていない(非常に高額である)ことも、悪質な業者の特徴です。

外壁塗装の相場は、30坪の戸建て住宅で60〜100万円ほどです。家の大きさや塗料、塗装面積などによって価格は変動しますが、60坪までの戸建て住宅なら相場は200万円以内におさまります。

相場を知らずにいると、悪質業者の営業トークにのせられて高額な工事費用を払わされるリスクがあるので注意が必要です。下記の記事では10~100坪まで、広さに応じた外壁塗装の相場について詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

関連記事:【2024年版】外壁塗装の費用相場はいくら?10坪〜100坪の適正価格と安く抑えるコツ

高額な追加費用を請求された

上記の「工事費用が相場より大幅に高かった」の逆で、事前に相場並みの価格を提示してきたのにも関わらず、あとから高額な追加費用を請求されることもあります。

確かに、外壁塗装の施工中に家の損傷などが見つかり、別途工事を依頼することで費用は当然高くなることもあるでしょう。

しかし中には、工事に手を付け始めたタイミングで突然理由も無しに追加費用を請求し、「払わなければ工事をしない」などと脅迫めいたことを言う悪質業者もいるため注意が必要です。

見積もりをもらう際には、追加費用の有無などもしっかり確認したうえで、契約すべきか判断することが大切です。

強引な勧誘をされた

外壁塗装を行う気がないのに、営業マンに強引に勧誘されて仕方なく契約するケースもあります。

営業マンは「今だけ安くなる」「今やらないと雨漏りが発生する」などと、さまざまなセールス手法で強引に契約をさせようとします。押しに弱い人や断るのが苦手な人だと、その場で契約してしまうこともあるでしょう。

しかしその結果、高額な工事費用や手抜き工事、追加費用を請求されるといった被害につながっていくのです。強引な勧誘が断り切れないのであれば、最初から営業マンを自宅に入らせないなどの対策が必要です。

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要注意!悪質な外壁塗装飛び込み営業の手口

上記のようなトラブルや被害を回避するには、あらかじめ悪質な外壁塗装飛び込み営業の手口を知っておく必要があります。ここでは悪質な外壁塗装の飛び込み営業の主な4つの手口を紹介するので、今後の参考にしてください。

大幅な値引きを提案する

大幅な値引きによるお得感を強調して契約を迫るのは、悪質セールスマンの代表的な手口です。

「今日契約すれば大幅割引」「この機会を逃すと大幅な値引きができなくなる」などと即時の契約締結を求められた場合は要注意です。外壁塗装の費用は家の大きさや塗料などによって変動するため、金額の妥当性を判断しにくい部分があります。

大幅な値引きを提案されても鵜呑みせず、相見積もりをするなどして冷静に判断することが大切です。下記の記事を参考にして、複数業者から相見積もりを取りましょう。

関連記事:外壁塗装では相見積もりが不可欠!費用を抑えて信頼できる業者を選ぶためのポイント

モニター価格を提示してくる

モニター価格として工事費用を安く提示することで、お得に依頼できるとアピールしてくる営業マンもいます。

一見するとお得に見えるかもしれませんが、実際は一部の工事費用を無料にしてお得に見せかけているだけです。無料にした分、他の部分の料金を底上げしてくることもあるため、結果的に相場よりも高い費用を請求されることもあります。

不安を煽る

相手の不安を煽って契約を迫ってくるケースもあります。相手が外壁塗装の知識がない素人なのをいいことに、「今の状態を放置していれば家が倒壊してしまう」「すぐに修理しないと雨漏りが発生する」などと大げさに悪化症状を伝えて、契約をさせようとします。

このような業者に騙されないようにするには、ある程度の知識をつけることも必要ですが、他社の意見を聞くことも大事です。一社の意見を鵜呑みにせず、さまざまな意見を聞くことで、客観的かつ冷静な判断ができるようになります。

今日中に契約を迫る

悪質な業者の多くは、その場で契約を締結しようとします。相手に考える時間を与えないために、半ば強引に契約を迫るケースもあるので要注意です。

また「今日中に契約してくれないと困る」などと言い、相手の同情を誘って契約をさせようとする人もいます。優良業者であれば、即決を促したり、強引に契約を迫ったりすることはありません。即決を迫られた段階で悪質業者だと判断し、契約を断るようにしましょう。

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外壁塗装飛び込み営業のトラブルを避けるコツ

外壁塗装での飛び込み営業による被害の事例と手口が把握できたところで、ここからはトラブルを未然に防ぐ方法を解説します。

  • インターホン越しに断る
  • 即決しない
  • わからないことは積極的に質問する
  • 会社情報を調べる
  • 相見積もりを取る

上記のコツをしっかり押さえておけば、悪質業者との契約を回避できるでしょう。

インターホン越しに断る

たとえ外壁塗装を検討していたタイミングでも、営業トークが苦手な人や、勧誘を断るのが苦手な人は、営業マンを自宅に入れずに、インターホン越しに断りましょう。

まずインターフォン越しに目的や要件を確認し、飛び込み営業だとわかった段階ですぐに断ることが大切です。断るときは、「工事は必要ありません」「契約する意思はありません」とはっきりとNOを伝えることが大切です。

曖昧な態度を示すと、さらにしつこく営業されて断るタイミングを逃すことにもなるため注意しましょう。

即決しない

インターフォン越しでは断れず、話を聞いてしまった場合、「今日契約すれば大幅値引きします」「今日契約しないと値引きできません」などと言われても、「考えてから決めます」と言って、その場で即決するのは避けましょう。

悪徳業者は他社と料金を比較されることを嫌うため、即決を促してくることが多いです。本記事でも解説した通り、外壁塗装はある程度の相場が決まっています。

またあまりにも安い金額で契約してしまった場合は、工事後に高額な工事料金を請求されたり、手抜き工事をされるリスクもあります。たとえ魅力的なオファーを持ちかけられても落ち着いて対処し、その場で契約するのは避けましょう。

わからないことは積極的に質問する

工事に使用される塗料や成分、耐用年数や安全性について、わからないことがあれば積極的に質問しましょう。回答をごまかしたり、答えられなかったりする業者との契約は避けた方が無難です。優良な業者であれば、基本的な質問に対してわかりやすく、丁寧に説明してくれます。

また関連して、契約書についての雛形なども見せてもらうようにしておきましょう。契約者に対して不利な条件は無いのか、契約書に関しての質問に回答してもらえるか…なども併せて確認しておくことで悪徳業者かどうかを見極められるようになります。

会社情報を調べる

営業の担当者からもらった名刺などの情報をもとに、その会社の情報をインターネットで調べておくことも大切です。インターネットで検索しても会社名が全く出てこなかったり、ホームページに所在地や代表者、電話番号などが記載されていなかったりする場合は、悪質な業者である可能性が高いです。

また、悪い口コミや評判がたくさん出てくるような会社にも注意が必要です。口コミの内容を確認して、利用しない方が良いと思えば契約を避けましょう。

相見積もりを取る

飛び込み営業で契約を迫られても、その場で即決せず、必ず相見積もりを取りましょう。悪質な業者を見極めるためでもありますが、相見積もりは外壁塗装を依頼する上での基本中の基本です。

相見積もりを取ることによって、相場が把握できることはもちろん、どのような塗料が適切なのかなど、あなたの家に本当に必要な外壁塗装工事の内容が把握できるようになります。

2社で比較を行うのではなく、3~5社から相見積もりを取り、優れた外壁塗装の業者を選べるようにしましょう。

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外壁塗装飛び込み営業とは契約せずに優良業者に依頼しよう

外壁塗装飛び込み営業には悪質な業者が潜んでいるため、その場で即決するのは危険です。大幅な値引きを提案されても、その場で契約せず、必ず相見積もりを取って信頼できる業者と契約しましょう。

外壁塗装の業者を探すときは、「外壁塗装の窓口」が役立ちます。厳しい審査基準を満たした国内の人気店のみを紹介しているため、悪質な業者に騙される心配はありません。アフターフォローなども全て無料で対応しているため、初めての方も安心して利用できます。まずはお気軽にお問い合わせください。

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