「外壁塗装の費用をローンで払いたいけれど、どこで借りればいい?」「金利や月々の返済はどれくらい?」と迷っていませんか。
外壁塗装の費用は、銀行などのリフォームローンや、施工店を通じて申し込む提携ローンで支払えることがあります。無担保の銀行系リフォームローンなら、金利は年2〜5%台程度の商品が多く、100万円を年3%・5年で借りると、月々の返済は約1万8,000円が目安です。
ただし、月々の返済額だけで選ぶと、返済期間が長くなり、利息を含む総額が想定より増えることもあります。この記事では、借入先ごとの特徴と金利の目安、借入額別の返済早見表、住宅ローン控除が使えるか、申し込みから支払いまでの注意点を解説します。
- 外壁塗装に使えるローンの種類と、借入先ごとの金利の目安
- 借入額別(80万〜200万円)の月々の返済額と利息の早見表
- 住宅ローン控除の対象になるか、申し込みから支払いまでの注意点
外壁の塗り替え時期かも...
外壁塗装に使えるローンの種類と金利の目安

「外壁塗装専用」という名前の商品に限らず、住宅の修繕に使えるローンを検討できます。まずはリフォームローンと施工店の提携ローンを比べ、住宅ローンを返済中なら、その借入先にも相談しましょう。
※金利は商品・審査結果・借入時期によって変わります。目安として、ローン比較サイトのイー・ローンに掲載されている地方銀行の住宅関連ローンには、実質年率1.975%〜5.825%の商品があります(2026年9月時点)。申し込みの際は、各金融機関の最新の金利を確認してください。
金利の上限は、利息制限法で、借入額100万円以上なら年15%、10万円以上100万円未満なら年18%と決められています。カードローンなどは、この上限に近い金利が設定されている商品もあるため、工事費のように金額が大きい借入では、リフォームローンを先に検討するのが基本です。
借入先の選び方
「提携ローンなら審査が緩い」とは限らない
施工店が手伝ってくれるのは、申し込みの手続きまでです。商品名を確認して、申込条件と実質年率を読みましょう。
固定金利・変動金利と、クレジットカードの分割払い
⚠️ クレジットカードの分割払いは、ローンとは別の支払い方法
カードのショッピング分割払いと、カードローンによる借入は異なります。分割払いを使う場合は、施工店が対応しているか、利用可能枠、分割回数、手数料を確認してください。「カードを持っていれば工事費を必ず分割できる」とは限りません。
住宅ローンに外壁塗装の費用を組み込む場合
対応する借り換え商品であれば、住宅ローン残高とリフォーム費用をまとめられる場合があります。ただし、今の住宅ローンに、自由に工事費を追加できるわけではありません。今の住宅ローンを続けて別に工事費を借りる場合と、借り換える場合の「残りの総支払額」を、金利・事務手数料・保証料・登記費用・既存ローンの繰上返済費用・返済期間をそろえて比べましょう。
外壁の塗り替え時期かも...
関連記事:【2026年版】外壁塗装の費用相場はいくら?10坪から100坪の適正価格と安く抑えるコツ
外壁塗装ローンの返済シミュレーション
借入額はいくらにする?外壁塗装の費用の目安
借入額は、まず工事費から決めます。一般的な戸建て(30坪前後)の外壁塗装は約80万〜150万円、屋根塗装も同時に行うとさらに費用が加わります。見積もりの総額から、手元の資金で払える分を差し引いた額が、借入額の目安です。
借りられる額と、家計から無理なく返せる額は同じではありません。月々の返済額が、今の家計で無理なく続けられるかから逆算して、借入額と返済期間を決めましょう。
借入額別の返済早見表(年3%の場合)

※試算条件:年3%の固定金利、元利均等返済、毎月払い、ボーナス返済なし。事務手数料・保証料などは含みません。月々の返済額と利息は、それぞれ円単位で四捨五入しています。金利は比較用の仮定で、特定の商品の金利や審査結果を示すものではありません。
返済期間を延ばすと月々の負担は軽くなりますが、完済までに払う利息は増えます。月々の払いやすさと、返済総額の両方を見て決めましょう。なお、金利が年5%になると、100万円・5年の場合で月々約18,871円、利息は約132,274円になります。
金利が低い業者と工事費が安い業者、総額ではどちら?

提携ローンを比べるときは、工事代金も含めて見ます。次は、工事範囲・品質・保証が同じと仮定した、比べ方を示すための計算例です。実際の施工店や金融商品の条件ではありません。
この条件では、金利が高いB社のほうが、返済総額は約1万5,000円少なくなります。金利の低さだけでなく、工事代金を含めた総額で比べることが大切です。ただし、補修範囲や塗料、保証が違う見積もりを同じ条件として扱うことはできません。
🧮 実際の見積もりでは、この式で比べる
工事に関する総支払額 = 頭金 + ローンの返済総額 + ローンに含めていない諸費用・工事代金
- 保証料や事務手数料を借入額に含めた場合は、別途費用として二重に加算しない
- 「金利0%」などの案内でも、対象条件と工事価格を含む総額を確認する
支払い方法ごとの比較
工事を急ぐかどうかは、借入の可否ではなく外壁の状態も踏まえて判断します。雨漏りなどの問題がある場合は、塗装で対応できるのか、別の補修が必要なのかを先に調べてもらいましょう。
外壁の塗り替え時期かも...
関連記事:外壁塗装で火災保険が適用される4つの条件とは?費用を抑えた工事のコツ
外壁塗装のローンで住宅ローン控除は使える?

リフォームのためのローンでも、条件を満たせば住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の対象になります。ただし、外壁塗装だけの工事では、対象工事に当たらないことが多い点に注意が必要です。
📘 リフォームで住宅ローン控除を受けるための主な条件
- 対象工事:増築・改築、建築基準法上の大規模の修繕・模様替など、国が定める工事に当たること
- 工事費用:補助金などを差し引いた工事費用が100万円(税込)を超えること
- 返済期間:そのリフォームのための借入金の返済期間が10年以上であること
- 住宅と所得:自分が主に住む家で、床面積や所得の要件を満たすこと
出典:国土交通省|住宅ローン減税(リフォーム)。制度の内容や適用期限は税制改正で変わることがあるため、最新の情報を確認してください。
外壁の塗り替えは、多くの場合「大規模の修繕・模様替」には当たりません。一方で、断熱改修など省エネ性能を高める工事と組み合わせる場合は、別の減税制度や補助金の対象になることがあります。対象になるかは、契約前に施工店と税務署、または自治体の窓口で確認しましょう。
このほか、自治体の補助金・助成金や、自然災害による破損の場合の火災保険で、費用負担を抑えられることもあります。詳しくは外壁塗装の助成金・補助金、外壁塗装で火災保険が適用される条件の記事をご覧ください。
外壁の塗り替え時期かも...
関連記事:【2026年版】外壁塗装の助成金・補助金まとめ|申請方法・条件や注意点を解説
外壁塗装ローンの審査と必要書類

収入・ほかの借入・返済状況などを確認される
審査では、年齢、収入、勤務状況、ほかの借入、返済状況などが確認されます。リフォームローンでは、工事内容や住宅の所有関係も商品の条件に合う必要があります。パート・自営業などの申込可否も、商品ごとに確認してください。
たとえば三菱UFJ銀行のリフォームローンでは、本審査時の見積書などに加え、契約時に工事請負契約書などが必要と案内されています。書類をそろえる順番も含め、申込先の手続き案内を確認しましょう。
審査に通らなかったときは、申込内容と計画を見直す
否決の理由が必ず説明されるとは限りません。まずは次の3点を確認します。
🔍 否決後に見直したい3つのポイント
- 申込条件:年齢・収入・所有関係など、商品の条件に合っているか
- 入力・書類:申込内容や提出書類に誤りがないか
- 借入希望額:必要な工事費に見合った金額になっているか
信用情報は本人開示で確認できますが、それだけで否決理由が分かるわけではありません。CICも、審査は各社の独自基準で行われ、CICでは否決理由は分からないと説明しています。
❗ 借入額を減らすときの注意
借入額を減らす場合は、必要な補修まで省かず、工事範囲や時期を施工店と相談しましょう。家族の名前だけを借りて申し込むことは避け、家族本人が契約する場合も、所有関係や返済義務などの条件を金融機関に確認してください。
外壁の塗り替え時期かも...
関連記事:【2026年最新】屋根修理で補助金・助成金は使える?申請方法から注意点まで徹底解説
申し込みから融資までの流れと、工事契約の注意点

1 |
現地調査・見積もり 必要な工事と金額、契約金・着工金・完工金の条件を確認する |
▼ |
|
2 |
ローンの相談・事前審査 必要書類と、希望する支払日に間に合うかを確認する |
▼ |
|
3 |
本審査・書類提出 申込先の指定に沿って提出する。事前審査の承認だけで融資確定とは考えない |
▼ |
|
4 |
契約手続き 適用金利、返済総額、融資日を確認し、ローンと工事の契約を進める |
▼ |
|
5 |
融資・工事代金の支払い 振込先や振込方法を確認し、契約に沿って支払う |
工事請負契約書を提出しないとローン契約を進められない商品もあります。工事契約と融資の確定が前後する場合は、融資が受けられなかったときの解約・延期・費用の扱いを、施工店と書面で確認してください。
「審査に通ったのに着工金が払えない」を防ぐ支払い予定表
審査の承認日と、お金を使える日は同じとは限りません。融資が工事完了時なのに着工前の支払いが必要なら、その間の資金をどうするか決めておく必要があります。
⚠️ 日付が合わないときは、先に両者へ相談
施工店への支払いが融資より早い場合は、支払期日の調整や、利用できる商品の条件を確認します。別の借入で埋める前に、追加の返済負担や審査への影響も含めて金融機関へ相談してください。
外壁の塗り替え時期かも...
関連記事:外壁リフォーム3種類の費用相場!戸建て・一軒家に必要な工事内容を解説
外壁塗装のローンでよくある質問
外壁の塗り替え時期かも...
関連記事:屋根リフォームの種類一覧と費用|部分修理の費用や補助金の適用についても紹介
まとめ:工事費とローンの総額を確認してから契約しよう
| ✅ 借入先 | まず銀行などの無担保リフォームローン(年2〜5%台程度が多い)と、施工店の提携ローンを比べる |
| ✅ 返済の目安 | 100万円・年3%・5年で月々約1万8,000円。期間を延ばすと月額は下がるが利息は増える |
| ✅ 比べ方 | 金利だけでなく、工事代金を含めた総支払額で比べる |
| ✅ 契約前 | 融資日と施工店への支払日を合わせ、融資が受けられなかった場合の扱いを書面で確認する |
外壁塗装の窓口では、塗装工事を相談できる施工店探しをお手伝いしています。まずは工事内容と見積もりを比べたい方はご相談ください。提携ローンの取扱いは施工店ごとに異なり、融資の可否は金融機関・信販会社の審査で決まります。
※金融商品の条件は変更されることがあります。申し込みの際は、各金融機関の最新の商品説明書・契約条件をご確認ください。
外壁の塗り替え時期かも...









