築年数が経過することで、住まいは老朽化してきます。しかし柱や梁が、シロアリ被害にあっていなければ、かなりの高確率で住まいの建築構造としての耐久性には、何ら問題が無いと言えることが多いのも事実です。しかし住まいの外観のダメージに関しては、適切なメンテナンスをしていることが重要になりますので、定期メンテナンスを実施しないままに何年間も暮らし続けてしまっている場合には、点検としてのメンテナンスだけでは不十分になり得ます。
点検としてのメンテナンスだけでは不十分であるという場合には、リフォームを考慮する必要が出てきますし、住まいの外観に関連するリフォームと言えば、屋根と外壁が重要ポイント箇所になります。外壁は住まいそのものを保護する効果も高いので、亀裂が発生してしまっていたり、剥がれ落ちてしまっている場合などには適切な修繕を行う必要がありますので修繕費が発生します。外壁の素材にもよりますが、外壁塗装には品質保証期限が設定されるているものです。もしも何年間も定期メンテナンスをしていなかったという場合には、いつ外壁塗装をしていたのかさえ把握できないかもしれませんが、そのような場合には工務店に検査を依頼することで外壁塗装の品質を調査してもらう事が可能です。外壁塗装に関しては、早めに対処しておくのが良いでしょう。その理由は、外壁塗装そのものの費用は修繕費を含めなくても良いので低予算で可能であるのに対して、もしも外壁に亀裂や損壊現象が発生してしまっているとなると、外壁そのものの修繕費はもちろんのこと内壁の修繕費と断熱材の修繕費あるいは交換費用が必要になってしまうからです。