2024-03-26 10:50:42 更新

外壁塗装の見積もりを業者に依頼!チェックポイントと悪い業者の見抜き方を解説

外壁塗装の見積もりを業者に依頼!チェックポイントと悪い業者の見抜き方を解説
編集者プロフィール
輿石 雅志
1972年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。40万人以上の方が利用している国内最大級のマッチングプラットフォームを提供する外壁塗装に特化した無料相談サイト「外壁塗装の窓口」を運営。著書に「マイホームの外壁塗装 完全成功読本」(幻冬舎出版)。
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外壁塗装を行う際、必ず見積書に記載された費用を確認する必要があります。見積書には費用だけでなく、工事の内容も記載されているので、しっかり目を通しましょう。
業者の中には、適正でない金額や、分かりづらい表記の見積書を提示してくるところもあります。後にトラブルに発展しないよう、見積書を依頼するときの注意点などを紹介していきます。

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1 . 外壁塗装の見積もりの取り方

2 . 業者に見積もりを依頼するときの注意点

3 . 見積もりの内容をチェック

4 . 手抜き工事の前兆? こんな見積書には要注意!

5 . 優良業者に工事を依頼しましょう

1 . 外壁塗装の見積もりの取り方

見積もりを依頼するにしても、数ある業者の中からどこを選べばいいのかは迷うところではないでしょうか。依頼する業者を選ぶ上で、無知という訳にはいきません。正しい知識を身に付け、適切な手順を踏んでいきましょう。

1-1 業者に依頼する

見積もりの受付は、塗装専門の業者だけでなくリフォーム会社などでも行っています。専門店だからといって優良だとは限りません。どういった業者を選ぶのが適切なのでしょうか。

1-1-1 業者を探す

優良業者を探すのなら、信頼できる人からの紹介が一番です。そういう人が身近にいない場合は、業者を検索して口コミなどの情報を踏まえて選びましょう。地元の専門業者であれば費用は抑えられますが、悪質な業者に当たってしまう可能性もあります。

逆に大手のリフォーム会社には実績があり安心感はありますが、どうしても費用が高くなってしまいがちです。希望に沿った業者を選ぶためには、事前の情報収集は必須です。

1-1-2 見積もりの依頼をする

塗装業者への見積もりの依頼は、電話かメールで行います。業者が調査のために家を訪れるときは立ち合わなければいけないので、スケジュールを調整して日程を決めてください。 決して業者任せにはせず、必ず自分も同席することが大切です。また、現地調査は日中に行います。陽が沈んで暗くなってしまうと、劣化状況などが分かりにくくなるためです。
調査は夕方までの時間帯に行われる場合がほとんど。調査時間も1時間程度は要しますので、その時間を作る必要があるでしょう。

1-1-3 業者に現場を調査してもらう

業者はまず、住宅を訪問して現地調査を行い、建物の劣化状況をチェックします。立面図や平面図を用意しておくと、調査がよりスムーズに進みます。終了後、簡単な打ち合わせをするはずですので、不安に感じる箇所や色についての要望、工事日程など、気になっていることはこの時点で聞いておくといいでしょう。

1-1-4 見積もりを出してもらう

現地調査からおおむね一週間程度で、業者から依頼主の元に見積書が届きます。外壁塗装業界の繁忙期は、雨の少ない4~5月と9~10月。この時期はできるだけ避けるのが理想です。
見積書と一緒に、調査報告書も受け取れるようなら、優良業者と判断してもいいかも知れません。一般的にこの調査報告書には、建物の現状が詳しく書かれており、現況写真や丁寧な説明などが添えられています。

1-2 「外壁塗装の窓口」の10秒相場チェックを利用する

工事費用がどのくらいかかるのか、見当が付かない人も多いはず。このまま業者に見積もりを依頼すると、提示された金額を鵜呑みにするしかありません。まずは自分で、適正価格を調べてみましょう。
そんなときは見積もりのシミュレーションツールを利用すると便利です。「外壁塗装の窓口」では「簡単10秒相場チェック」を用意していますので、ぜひ利用してください。住んでいる都道府県や住宅の延べ床面積、工事箇所などを入力して申し込みを行うと、工事にかかるおおよその費用が算出されてメールで送られてきます。

2 . 業者に見積もりを依頼するときの注意点

業者に見積もりを依頼したとき、必ず確認したいのは工事内容が正確に記載されているかという点です。見積書に書かれていない工事が発生した場合に、追加の費用が発生するなどのトラブルが相次いでいます。そのため、工事の内容が見積書に漏れなく記載されているかどうかを確認しましょう。
また、費用面はできるだけ抑えたいとは誰もが思うところです。相見積もりを取ることで、業者同士の価格を比較できますので、少なくとも3~4社に見積もり依頼をするといいでしょう。その際に、注意するべき点を解説します。

2-1 予算を伝えない

工事にかけられる予算は、家庭によって違うもの。「予算はいくら」と提示した方がいいような気もしますが、実はあまり得策ではありません。予算を抑えて低い金額を提示したとしましょう。
業者としては工事を請け負いたい訳ですから、提示された予算内で収めようとします。予算が少なければ必要な工程を省略され、手抜き工事をされかねません。逆に、高い金額を提示すると、業者としては余裕を持ちます。
予算を目一杯使うために、余計な工程を加える可能性もあります。そうした理由から、こちらから予算の話をしない方がいいでしょう。

2-2 他社の見積もり額を教えない

相見積もりを取ると、各業者の提示した金額に差があることに気づくでしょう。これは、業者ごとに調査した結果の違いや工事の手法によるものです。そのため、金額だけを比較して、業者選びをすることは避けるべきです。
また、業者に他社の見積書を見せることはやめましょう。中には、契約欲しさから、さらに安い金額を提示しようとする業者もあります。すると必要な工程が省かれてしまい、「安かろう悪かろう」という結果を招きかねません。
あるいは、見積もりの競合相手が業者の知っている会社だった場合、裏で示し合わせて金額の落としどころを話し合うこともあります。そうしたことを防ぐ意味でも、相見積もりをとった場合には、どこはいくらで工事をするといっていた、というような情報は与えるべきではありません。

2-3 無理な値引きを要求しない

電化製品などでは「あっちの店はこの金額だった」と比較して値切るのは交渉術の1つです。しかし、塗装工事においては用いるべきではないでしょう。すでにできあがって商品となった電化製品を購入するなら値引き交渉の価値はあります。
しかし、工事はまだ始まっていません。ここで値引き交渉をすると、施工自体に影響を及ぼす可能性が大きくなってしまいます。また、無理な値引き交渉は、業者から契約自体を断られてしまうこともあり得ます。

値段を抑えたい気持ちは分かりますが、不要な値引きは避けるべきです。

2-4 相見積もりは3〜4社が適正

いざ相見積もりを取る場合、何社くらいに依頼すべきなのでしょうか。一般的には3~4社くらいが適当な数だといわれています。仮に10社に依頼したとなれば、すべてを比較することはかなりの作業になります。
また、2社だった場合、この業者同士が仕事仲間で競合するケースもあり得ます。そうなると、そこには談合のような状況が発生してしまい、相手に合わせた見積価格で提出してくる可能性が大きくなってしまうのです。
それを防ぐためにも、多過ぎず少な過ぎず、3~4社に依頼するのがいいでしょう。また、業者同士が同じ町にならないような配慮も、談合的な活動を防ぐ方法のひとつです。

3 . 見積もりの内容をチェック

見積書には専門用語が多く使われています。複雑な表記が並んでいて理解しにくく、大事なところを見落としがちです。中には不明瞭な記載があるもの、適正でない価格を提示しているものもあります。
こうした点を見抜くためにも、すべてを業者任せにするのではなく、自分自身でも見積書に書かれている内容を把握することが大切です。手間はかかりますが、適正な工事内容と価格を提示してくる業者を見抜けることにつながり、結果的には満足できる工事をしてもらうことができるのです。

3-1 工事費の内訳

外壁のみの塗装の相場は、30坪の土地でおよそ60~90万円、40坪でおよそ80~120万円です。見積り書にも、おおよそこの範囲での金額が提示されるでしょう。
この費用の内訳は「材料費」「人件費」「足場代」「その他」の4項目から構成されています。それぞれの費用について細かく見ていきましょう。

3-1-1 材料費

材料費とは、工事に使用する材料すべての費用のことです。塗料代のほか養生代やコーキング材などの費用も含まれます。塗料代は、使用する塗料のグレードによって金額が大きく変わります。以下の相場を目安にしてください。
アクリルがもっとも安く、無機塗料がもっとも高額となっています。値段が上がれば品質も良くなり、耐用年数も伸びます。安さだけを求めるのではなく、先を見据えて慎重に選びましょう。
材料費

3-1-2 人件費

人件費は、現場に携わる人たちに支払う費用のことで、おもに職人の人件費がこれを占めています。1日につき1人1.5万~2万円ほどになります。技術の高い職人に依頼するほど、費用も高くなります。
この費用を抑えようと業者に意見した場合、経験の浅い職人に依頼される可能性もあり、仕上げが雑になりかねません。また、かえって工期が長くなり人件費が嵩んでしまうこともあり得ます。必要以上に多くの人が動員されているとき以外は、あまり口出ししない方がいい部分です。

3-1-3 足場代

足場とは、高所における塗装作業を安全に行うために、絶対に欠かせないものです。設置には大きな費用がかかりますが、省くことはできません。足場設置に必要な大体の費用の求め方があります。
 まず、足場を組む面積を算出します。
■ (家の外周+8m)×高さ=足場を組む面積
足場を設置する際は、飛散防止ネットの取り付けも行います。以下が、その費用も含めた足場代の算出方法です。

■ 足場面積×(足場の㎡単価+飛散防止ネットの㎡単価)=足場費用

「足場代を無料にします」というセールストークに気を付けよう

人はサービスという言葉に惹かれてしまうものですが、どの業界においても、基本的には無料で何かができるということはありません。ましてや、塗装工事の費用のうち3割~4割を占める足場代が無料になるということはないと思ってください。

例えば足場の架けばらしが100㎡とします。㎡あたり3,000円とすると、その工事における費用は30万円となります。塗装面積が同じ100㎡として、下塗り・中塗り・上塗りが各2,000円とした場合、これを5,000円にすれば足場代は回収できる、といった具合です。
実際には塗装工事の単価を3,000円増しにすると高くなってしまいますから、さらに細かく、養生費や材料処分費などに振り分けてくることでしょう。
結果として、普通に依頼した場合と同程度、あるいは高くなってしまうこともあり得ます。それゆえ、このような甘い言葉には十分注意を払うようにしてください。

3-1-4 その他の経費

材料費、人件費、足場代以外にかかる費用は、その他の経費に含まれることになります。業者が現場に移動するときにかかる交通費、車を止める駐車場代、材料の運搬費用、手続きに必要な事務手数料など、多くの費用がその他の経費として計上されます。
また、資材運搬や塗分けなどに使用するテ養生テープ類も、ここに含まれてきます。ただし、業者によって見積書の作り方も違ってきます。大切なことは、必要なことがすべて書き込まれているかどうか判断することにあります。

3-2 工事の単価

工事の内容には、項目ごとに単価が存在します。業界全体で統一されたものはなく、業者ごとに違うため、適正価格かどうか判別しにくいところがあります。
単価の相場を知っておくことで、見積書の不審な点にいち早く気付くことができ、トラブル防止にもつながります。見積書は、㎡単価で表記されます。1㎡ = 約 0.3 坪ですから、1坪 = 約3.3㎡。という単位は覚えておきましょう。  
見積書と比較して、金額がかけ離れているものがあれば指摘しましょう。すべて納得した上で、工事を依頼してください。
見積もり例

3-3 記載項目

業者によって見積もりの表記の仕方が違い、分かりにくいものもありますが、必ず目を通さなければいけない項目が「塗装面積」「工程」「単価」「工期」です。これらの記載項目について解説していきます。

3-3-1 塗装面積

塗装面積とは、塗装を行う建物の外壁の総面積です。塗装にかかる費用は「塗装面積×塗料の㎡単価」で求められるので、この数値によって金額が大きく変動することになります。業者が現地調査を行い、スケールなどを使って直接測定し、窓や扉など塗装の必要がない部分を差し引いた面積を出します。
このとき、家の図面が用意されているとスムーズに進む場合があります。塗装面積の概算は計算で求める方法もあるので、見積もりをチェックする際にこの計算式を用いて面積を割り出しておけば、金額が妥当であるかどうかの判断の目安になるでしょう。
 ■ 延べ床面積×1.1~1.4(係数)=外壁面積

延べ床面積とは、2階以上のフロアすべての面積を足した数字です。係数については、延べ床面積が大きくなるほど、小さい数値を使った方が実測値に近くなります。ここで割り出された外壁面積から、扉や窓など塗装しない部分の面積を引いたものが、塗装面積になります。

3-3-2 工程

見積書には、作業の工程が記載されていますが、専門用語が多く複雑に感じてしまう人もいるはず。不明瞭な記載を見逃さないために、各工程について説明をしておきましょう。

■ 足場工事(仮設工事)

足場の設置工事に飛散防止用ネットの取り付け工事が加わったものになります。工事終了後の解体費も含まれている場合がほとんどで、養生費などが含まれることもあります。

■ 高圧外壁洗浄

高圧洗浄機を使って、外壁を洗浄する作業です。汚れやホコリだけでなく、カビやコケ、古い塗膜などもきれいに洗い流します。

■ 下地調整

外壁に入ったヒビなど、劣化した部分をパテなどを使って補修する作業です。塗料がしっかり付着するよう下地を整えます。

■ 下塗り

塗装作業は3段階に分かれます。最初に行うのが下塗りです。この後の中塗りと上塗りの密着性を高めるためにおこなう作業です。

■ 中塗り

塗装作業の2段階目。塗料のなかには中塗りの必要のないものもあり、それを使用する場合は、下塗りと上塗りとの2回塗りになります。

■ 上塗り

塗装作業の仕上げの工程が上塗りです。仕上がりの美しさを左右する作業になります。上塗りは中塗りと同じ塗料を使用するので、まとめて表記される場合もあります。

3-3-3 単価

業者ごとに単価は異なりますが、把握しておくと適正価格であるかどうかの判断目安になるでしょう。「足場工事」は足場の種類にもよりますが、600~1,200円/㎡。「飛散防止用ネット工事」は100~200円/㎡になります。 「高圧外壁洗浄」は100~300円/㎡、「下地調整」は200~3,000円/㎡となりますが、劣化の度合いによって作業内容も変わるので、「下地調整一式」と表記される場合もあります。
肝心の塗装ですが、「下塗り」は600~1,200円/㎡。「中塗り」と「上塗り」は同じ塗料を使い、塗装面積も変わらないので、金額も同じになるため合わせて表記されることが多く、その場合で2,000~5,500円/㎡となります。

3-3-4 工期

外壁塗装の工期は7~10日が一般的です。しかし、天候によって作業が中断せざるを得ない状況になったり、時期によって塗料が乾燥するまでに時間が掛かったりと、日数に多少変動が生じます。短い工期を提示することで優位性をアピールする業者もありますが、必要な工程を省略している場合があるので注意しましょう。

助成金の申請には詳細な見積もりが必要です

外壁塗装工事に対して、助成金制度を設けている自治体が多くあります。相場として10万~20万円ほどの補助が出ます。各自治体のホームページなどを見て、対象であるかどうかを確認しましょう。
対象である場合、申請に必要な書類を集めることになります。業者からの見積書は必須。自治体によっては、使う塗料が指定されている場合もあるので、種類の明記された詳細な見積書が必要になります。

4 . 手抜き工事の前兆? こんな見積書には要注意!

優良業者に工事を依頼したいと思うのは当然ですが、良し悪しを判断するのは難しいところです。でも、工事に取り掛かってからでは手遅れ。手抜き工事を防ぐためには、早い段階で見抜く必要があります。
そこで、見積書からどのような業者なのかを見抜くことも大切になってくるのです。
項目が省略されている見積書

4-1 塗装面積がキリの良い数字になっている

塗装面積を算出するには、業者が現地調査を行い、実際にスケールなどを使って計測する必要があるというのは前述の通り。扉や窓など、塗装の必要のない部分を差し引いた面積になり、当然のごとく細かい数字になります。
ただし、業者は材料のロスを考えキリのいい数字にしてくることがあります。その場合、実際に計測した数値に1割、多くても2割程度がいいところ。それ以上の数字が入っているようなら注意が必要です。
こうした不正を見抜くためには、自身も調査に立ち会って、施工数量や内容を把握しておく必要があります。調査時に施主の同行を促さず適当な見積もりを出す会社では、まともな工事をするはずはありません。

4-2 作業項目が「一式」でまとめられている

見積書の項目では、作業工程をひとまとめにして「○○一式」と記載されることがあります。少量の単位をまとめたよく見かける表記ですが、あまり「一式」が多く使われている場合は気を付けましょう。曖昧な表記でごまかして、「その作業は一式に含まれていない」と後から別で費用を請求する業者もあるからです。

必要のない作業費用を上乗せされていることもあります。一式という表記を見たら、何がどれだけ含まれているのか確認しましょう。

4-3 根拠が分からない値引きがされている

工事費用を安く抑えたい人にとっては、値引き表記のある見積書は魅力的に映るかも知れません。しかし、根拠の分からない値引きがされていたら注意しましょう。
よく用いられるのが、「キャンペーン中」「モニター価格」などの釣り文句です。
あらかじめ見積りを割高に設定しておいて、そこから値引きを行って結果的に相場と変わらなくするという手法を使っている場合があります。「足場代サービス」というのもあり得ないサービスです。この場合、足場代が別の項目、例えば塗料代や諸経費に加算されている可能性がありますから、ほかの項目の金額が高くなっていないか注意しましょう。
覚えておきたいことは、「正当な割引には根拠がある」ということ。適正な価格になっているのかを見定めることが一番大切なことです。あまりに過度な割引設定をしている業者は、再検討した方がいいかも知れません。

5 . 優良業者に工事を依頼しましょう

見積書は専門用語が多く使用されていて、軽く目を通したくらいでは理解しにくいものです。つい金額ばかりに目を向けてしまいがちですが、工事内容と金額が大きくかけ離れている業者を選ばないようにしたいものです。
安さだけを追い求めた結果、手抜き工事をされてしまっては本末転倒です。
大事なのは、相見積もりをして適正価格を知ること。基本的な項目を理解し、単価の相場を把握して比較することです。そして、疑問に思うことがあればすぐに業者に尋ねましょう。

不安をすべて解消してくれる優良業者に工事を依頼してください。

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