外壁塗装にも色々な模様があることをご存知でしょうか。
普段何気なく見ている外壁ではありますが、よくみると凹凸があり、しかもその凹凸にもバリエーションがあることに気付くかと思います。実はこういった模様はそれぞれ名前がつけられており、ゆず肌、さざなみ、じゅらくなど多くの種類が存在します。ですがこういった外壁塗装のパターンはこれまで主に吹きつけ作業によって行われてきました。ローラーでぬる外壁塗装では均一にぬりあげて仕上げることしかできなかったのです。
しかしながら吹きつけによる外壁塗装は周囲への塗料の飛散などがあることから使用されなくなってきています。そこでローラーでありながら外壁に模様をつけられるような、パターンローラーが登場し、広く利用されるようになっているのです。
そもそも模様の重要性は何なのかというと、見た目だけではありません。
建築後長い年月がたつことにより、ひび割れなどが起きてきます。これを補修したところでどうしても目立ってしまいがちですが、パターンローラーなどで模様のある外壁塗装に仕上げることにより、目立たなくなるという利点があるのです。
現在では沢山の模様が造り出せるパターンローラーがあります。すじ雲、キャスト、まだら雪など、名前をきいてもピンとこないかもしれませんが、実際にパターンを目の当たりにすれば「この模様は見たことがある」と思うものがほとんどでしょう。
また模様を造り出すとともに塗膜が厚くなり耐久性が向上するという点も、パターンローラーを使う大きな利点の一つです。