2024-03-26 10:50:40 更新

和風住宅での外壁塗装のポイントとは?

和風住宅での外壁塗装のポイントとは?
編集者プロフィール
輿石 雅志
1972年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。40万人以上の方が利用している国内最大級のマッチングプラットフォームを提供する外壁塗装に特化した無料相談サイト「外壁塗装の窓口」を運営。著書に「マイホームの外壁塗装 完全成功読本」(幻冬舎出版)。
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外壁塗装を考えるにあたっては家屋の立地や方位、日射などと傷み具合を照らし合わせて手入れの計画を立てる必要があります。 また、その住宅が持つ特色や個性を把握して、これに基づいた外壁の塗装を進めることが、住宅の持ち味を最大限に引き出すことにつながります。 そのため、もともとが和風の住宅の場合は、その持ち味を活かした外壁塗装を考える必要があるのです。   塗装の際にはあらかじめ外壁の素材を把握しておきます。 和風住宅の場合はリシン1.3倍という、表面が砂壁状になった吹付け壁がよく用いられています。 この壁はつやがなく、表面はざらざらとした小粒の石でできています。 この外壁塗装を行うときには、再吹付けを行うか、もしくはローラー塗装、どちらかを選択して塗装を行います。   こうしたリシン壁には水性シリコン塗料の相性が良いとされ、その中でも、つやが控えめの五分艶のものが和風によく合うといわれています。 水性シリコン塗料は住宅の外壁塗装では最もよく使われている塗料です。 色合いについてはベージュや白などは和洋どちらにも似合い、家が大きく見えるメリットがあります。 また、茶色に近いアーモンドのような色も和風に合わせやすい色です。 意外な組み合わせですが、黒に近いほど明度と彩度を落としたブルーで塗装すると、個性的な和風住宅として引き立ちます。 また、塗装の材質や色合いは玄関ドアやサッシなどとのバランスも大切です。 色見本を実際の玄関ドアやサッシとも合わせて全体との調和を図りましょう。

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